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十一屋小学校/ねっとわーく@いれぶん

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卒業式祝詞

 平成20年度十一屋小学校6年生、99名の皆さん、ご卒業おめでとうございます。
 実は私は、皆さんが入学した平成15年度に、育友会の役員となりました。そして、今年度を以てその役を降りることになります。正に、皆さんと一緒に十一屋小学校に入学して、ともに6年間を過ごし、そして今日、皆さんと一緒に卒業する、そんな気持ちでいますので、先ほど皆さんが、大変凛々しく卒業証書を授与されていた時、私も一緒に証書をいただけたように感じていました。

 私は、6年間の内、半分の3年間、育友会の会長をしてきました。ですから、こうして卒業式にお祝いの言葉を贈るのも、これで3回目となります。過去2回、私は卒業生に同じ言葉を贈りました。最後となる今日も、同じ言葉を皆さんに贈りたいと思います。
 それは、皆さんが6年間、何度となく耳にし、目にしてきた言葉、「わかたけの心」です。

 わかるまで追求する。これは、わからない問題や不思議に思うことは、理解するまで納得するまで、あきらめずに調べたり考えたりしよう、という意味ですが、加えて、人の心、その痛みや苦しみ、哀しみのわかる人になってほしいという願いも込められていると思います。人の心は、簡単にわかるものではありません。簡単にわかった気になってはいけません。それだからこそ、常にわかろう、理解しようという気持ちで人に接すること、人の言葉に耳を傾けることが大切です。

 考えて行動する。人間は、行動する時にはなにがしか考えます。得するか損するか、お手軽なのか面倒なのか、わかりやすいのかややこしいのか。是非いろいろなことを考えてください。ただし、わかたけの心が「考えて」と言っているのは、正しいか正しくないかです。そして、正しい行動の中で、さらにどうすべきか、いろいろ考えを巡らせてほしいのです。しかし、人間ですから、間違うことも必ずあります。考えても、どうするのが正しいのかわからず、後になって「正しくなかった」と気づく時もあれば、時にはわかっていながら、つい正しくない行動をすることがあります。私にも、もちろんあります。大切なのは、間違ってしまった後に、それを反省し、二度と同じ間違いを繰り返さないようにすることです。そうして間違いと反省を積み重ねることで、正しいこと、正しくないことが、だんだんと分かってくるのだと思います。

 助け合い感謝する。人が助け合うのは、当たり前だと思います。なぜなら、人は皆一人では生きていけないものだからです。誰かは誰かに支えられ、そして誰かを支えています。人は一人では生きていけない。それは逆に言えば、人は生きている限り、決してひとりではない、ということです。もしかしたら皆さんの中で、これまでに自分はひとりぼっちだと感じたことのある人がいるかもしれません。あるいは、これから、そんなふうに感じることがあるかもしれません。でも、そんなことは絶対にありません。君を支えてくれる人は、必ずいます。家族だったり、先生だったり、友だちだったり。それが誰なのか、どこにいるのか見失ってしまう時があっても、君が心から助けを求めれば、その声が届けば、その人は必ずそばに来てくれます。そして、もし、誰かの助けを求める声が聞こえたら、聞こえたような気がしたら、その人のそばに行ってあげてください。そうして助け合うことは当たり前であり、そうしてこそ生きていけるのですから、その当たり前のことに感謝する気持ちを忘れないでください。

 健康で働く。それは、健康で生きるということ。体はもちろん、心の健康な人でいてください。健康な心をもって、はじめてわかたけの心が輝きます。ただ、残念なことに世の中には、健康でない心をもつ人がいます。多くはありませんが、います。そして、健康でない心は移ることがあります。どんなに体の丈夫な人でも風邪を引くことがあるように、心が健康ではない状態になる時が、誰にでもあり得ます。しかし、わかたけの心をもつ皆さんは、そんな人にはならない、もしも一時的にそうなったとしても、わかたけの心をもつ皆さんは、すぐに健康な心を取り戻すということを、私は強く、強く、強く、信じています。さらに、もしも、わかたけの心をもって、健康でない心を持つ人を、直してあげることができたら、それはとても素晴らしいことだと思います。
これが、私から皆さんに、最後に伝えたい「わかたけの心」です。

 保護者の皆さん、本日はお子さんのご卒業、誠におめでとうございます。私自身も、卒業生の父親であり、まずは、今日の日を迎えられた慶びを皆さんと分かち合いたいと思います。今年度を以て十一屋小学校を去られる保護者の方々には、これまでの育友会活動に対する深い理解と惜しみない御協力に、心から御礼申し上げます。ありがとうございました。また、会長以下、役員メンバーのおよそ半数が入れ替わるということもあり、次年度以降も本校においでる方々には、より一層の御支援を賜りますようお願い申し上げるとともに、本校育友会の、益々のご発展をお祈り申し上げます。

 先生方にも、深く感謝の意を捧げます。6年1組、番井先生。豊富な経験に基づく抜群の安定感と包容力で子どもたちを包み込んでくれました。ありがとうございます。6年2組、成田先生。みなぎる若さとあふれる情熱で、子どもたちと一緒に最後まで走り切ってくれました。ありがとうございます。6年3組、中村先生。我々保護者と同世代であり、子どもらにとって親しみ深い存在感と安心感をもって接してくれました。ありがとうございます。また、嶋口校長先生をはじめ、この6年の間にいらしたすべての先生方、職員の方々にも、本当によくしていただきました。ありがとうございました。

 それでは、卒業生の皆さん、先ほど皆さんが自ら語った夢や希望や想いと、わかたけの心を胸に刻んで、直く正しく、いや高く、そしてしなやかに、かつ楽しく、これからの人生を生きてゆきましょう。皆さんのこれからの大活躍を、楽しみにしています!

ありがとう。じゃあね。

平成21年3月18日
金沢市立十一屋小学校育友会 会長 川﨑裕之
by network_11 | 2009-03-25 21:49 | 育友会から
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金沢市立十一屋小学校育友会/父親ネット


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